何故、過去問を勉強するのか?

まずはじめに何故、過去問が重要なのかというと、
本試験の問題のほとんどは過去問の類似問題だからです。

極端に言ってしまうと、過去問を理解していれば、
本試験に合格できるということです。

しかし、ここで重要なのは、その答えを導き出すまでの過程で、
答えの丸暗記で駄目だと言う事です。

いくら類似問題といっても、まったく同じ問題が出題されるわけではなく、
問い方を変えて出題されます。
その時その答えの過程をしっかりと理解していれば、
表現を変えて出題されても答えを導き出す事ができます。

ですから、過去問は何度も演習して、問題と答えをしっかりと理解する事が重要なのです。

あくまでも基本

過去問というと、多くの方は難しい応用的な問題だと思いがちですが、
実はその8割、9割は基礎的な問題です。

ただ、様々な分野が組み合わさって出題されるので、難しく感じてしまうのです。

つまり、過去問といえども、とにかく基礎的な問題を反復することが
合格への近道と言えます。

しかし、社会保険労務士試験に合格できない方を見ると、
その基礎を疎かにして、本当の応用的な問題ばかり学習する傾向にあります。

確かに応用問題を解ければ爽快感が味わえ、勉強している気にもなります。

しかし、そうした応用的な問題は全体の1割くらいで、その問題が解けなくても
合格出来るように作られています。

そもそもそうした問題はいわゆる「悪問的」な問題で、わざと解けないようにしているので、
対策のしようがありません。

現に何十年と講師をやっている先生でも、間違える事があります。

ですから、そのような問題に手を出すくらいなら、基礎問題を何度も反復して下さい。
重要なのは基礎問題を確実に解けるようにすることです。

社会保険労務士のような出題範囲の広い試験に合格するためには、 捨てる問題を作る事も必要です。

ここは本当に重要なことですので、必ず理解して学習を進めてください。